ホテル内レストラン運営加速 ポジティブドリームパーソンズ
ウエディングプロデュースを手掛けるポジティブドリームパーソンズ(東京都渋谷区)は、レストラン運営を加速し、新たな事業の柱に成長させる。ウエディング事業で培ったノウハウを生かして、ホテル内の出店を中心として全国展開する。基幹店舗として今月、品川に新業態のフードコートをオープンさせた。現在、ホテル以外も含めて26店舗のレストランを運営しているが2020年には40店舗を計画。少子化による成長の鈍化が予想されるウエディングに並ぶ事業とする。
オープンしたのは「シナガワダイニングテラス」。ホテル、レストラン、イベントホールなどの複合施設「品川グース」2階のワンフロアに、ダイニング、フードセレクトショップ、コーヒーショップ、ステーキハウスの4つの異なる店舗が集まるフードコート。カジュアルな雰囲気でありながら、素材とクオリティーにこだわった料理を提供している。
品川は東京の玄関口として20年に向けて再開発が進んでいることから、多くの訪日客やビジネスマン、周辺住民が気軽に立ち寄れる場所にする。月1回の割合でコーヒーのいれ方・味わい方、ワインのテイスティングなど食に関わるイベントのほか、ミュージックやライブペイントなどのアートワークショップを開き品川エリアを盛り上げて集客を図る。
瀬戸揮一郎執行役員は「ニューヨークで人気のフードホールマーケットをイメージした。遊び心あふれる空間を楽しんでほしい」と話している。
品川グース以外ではホテルクラウンパレス神戸、アゴーラ福岡山の上ホテル&スパのほか、長崎サンセットマリーナなど首都圏と関西、九州北部を中心にレストランを展開している。品川の新店舗の面積は約900平方メートル。9月には東海地方初進出となる三井ガーデンホテル名古屋プレミアに、約300平方メートルの店舗をオープンさせる。
主軸であるウエディング事業は首都圏、関西、九州北部を中心に13カ所で展開している。全社売上高154億円のうち2割の約30億円がレストラン事業となっている。今後、地域性や顧客の嗜好(しこう)に合わせた出店で底上げを図り比率を高めていく。
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