福島・相馬港に天然ガス火力発電所を建設 石油資源開発と三井物産、32年春に運転開始

 

 石油資源開発(JAPEX)と三井物産が共同で設立した福島ガス発電は11日、福島県の相馬港(新地町)に平成32年春の商業運転開始を目指し、天然ガス火力発電所を建設すると発表した。また同事業に大阪ガスと三菱ガス化学、北海道電力の3社が新たに参画する。

 福島復興に貢献するとともに、電力小売りの自由化に伴い、首都圏向けの電源を確保するのが狙い。

 3社が福島ガス発電の増資を引き受け、出資後の持ち株比率はJAPEXが33%、三井物産が29%、大阪ガスが20%、三菱ガス化学と北海道電力が9%ずつ。

 発電設備2基の出力は計118万キロワットで、ガスと蒸気タービンで発電する「コンバインドサイクル(複合発電)」方式。総事業費は1000億円超の見込み。隣接地にはJAPEXが相馬LNG(液化天然ガス)基地を建設中。