資生堂がベンチャー投資に乗り出す 投資枠30億円設ける、第1号はサプリ会社
資生堂は9日、ベンチャー企業への投資を手がける社内組織「資生堂ベンチャーパートナーズ」を立ち上げたと発表した。30億円の投資枠を設け、「美」に関連した分野で自社では生み出せない技術やアイデアを持つベンチャーに投資し、新たなサービスや商品の創出につなげる。
投資を通じ、社員にベンチャー独自の経営感覚や、アイデアを具現化するスピードの速さを体感させ、人材育成につなげる狙いもあるという。
最初の案件として、オーダーメードのサプリメントを開発、製造するベンチャーのドリコス(神奈川県横須賀市)に出資することも合わせて発表した。12月中に出資する予定で、出資額は非公表。
関連記事