ソフトバンクの株主総会会場に向かう株主=24日午前、東京・有楽町【拡大】
(6)孫社長「東電買収? 世の中何が起きるか分かりませんから」 に戻る
《株主との質疑応答はまだ続いている》
質問者「石炭、石油には限度があります。もともと原発は危険だということだったのですが、安全神話が振りまいてこられた。自然エネルギーで成功してもらうのは、日本人だけでなく、世界を励ます有効な事業だと思います。孫会長の知恵、決断力で成功に持っていただきたい」
孫社長「まだ、会長じゃなく社長でございます。力強いご支援の言葉をいただきました。事業として、いくら収益を挙げることができるか分かりません。法律も通っていませんし、収益も分かりません。さすがに誰がやっても成り立たない買い取り額にはならないだろう、ある程度、事業心得のある人がやれば赤字にはならないだろう、という形で経産省もルールを決めるだろう。われわれはそれなりに健全な事業として行えるだろうと想像はしております」
「ただ、これは本業ではないので、いつまでも原発を恐れて文句をいうだけでは何も進まない。最低限われわれがきっかけ作りをしよう。相乗効果を見込めるというときにはしっかり役員と議論していきたいが、そういったことは次のステップで考えたい。定款変更を承認いただけないのであれば、この思いを押しとどめなければならない。ぜひともよろしくお願いします」
質問者「メガソーラーの考えはいいと思うのですがせっかく有利子負債が減っているときに、また負債が増えてしまうのでは。今回もかなり大きい事業なので資金繰りが心配です」
孫社長「負債増加にならないように考えております。プロジェクトファイナンスの仕組みを使って、切り離せる方式を検討しています。純有利子負債については変更なしということで行っていきたい。周波数900メガヘルツですが、アイフォーンは世界標準なので使えます。それ以外は新しく出荷するものを手に入れていただくことになる」
(次ページ)定款変更が承認。思わず笑みがこぼれる孫社長