--具体的には、低中速域のどういう走りが評価されたと思うか
「例えば、車に混ざってバイクで走っているとき、高回転高速だと周りを見る余裕がなくて、町中の景色を楽しめない。楽しい運転をするのにリスクを感じてしまう。だが、このバイクは周りを見ながら『味わいのある走り』が楽しめる」
--燃費向上のため、四輪車の技術を取り入れた
「低燃費の取り組みといえば四輪では前からやっているなと思って、こちらから頭を下げて技術協力をしてもらった」
--荷物スペースにこだわったのは
「荷物スペースが欲しいというニーズはもともとかなりあった。燃費の良いエンジンを搭載したので、通常はガソリンタンクがある位置に、21リットルのスペースを装備できた。ヘルメットを入れられるぐらいの大きさがある」
--ホンダの大型バイクでは最も安い、64万9950円からの価格設定になった
「大型バイクで初めてとなる部品の海外調達を行い、海外調達率を40%まで上げたことや、低中速域重視に特化したことでエンジンの製造コストも抑えられた」
--どのあたりに海外部品を使っているのか
「フレームの一部はインド製のスチール製パイプだ。クロモリ(クロムモリブデン鋼)のように軽くて強いが、生産地が限定されて高価な素材は使わなかった。最終的な溶接を熊本製作所で行っている。」