【クルマ人】日本の日常サイズにあってない 「カローラ」初の小型化改良のウラ (2/3ページ)

2012.6.10 07:00

トヨタが新型「カローラ」を発表。説明する藤田博也チーフエンジニア=5月11日午後、東京都江東区(松本健吾撮影)

トヨタが新型「カローラ」を発表。説明する藤田博也チーフエンジニア=5月11日午後、東京都江東区(松本健吾撮影)【拡大】

 「全長は短くしたが、実際に短くしたのは前輪から前の部分だけで、室内は後部座席の膝前のスペースを40ミリ長くするなど、車内は広くしてある。フィールダーは荷室を85ミリ伸ばし、後の座席を倒せば、荷室は2メートルになり、大人が楽に横になれる。サイドのピラーを改良したり、フロントガラスをカーブさせる形状にしたりしたことで視野を確保させており、そういった工夫でも車内を広く感じるようにしている」

 --ダウンサイジングの効果は燃費にどのように効いているのか

 「これまでエンジンは1500ccと1800ccだったが、アクシオでは1800ccを廃止しして、新設した1300ccと、1500ccの2つにした。アクティブな利用が多いフィールダーは、1800ccを残している。1500ccでアイドリングストップを設定するなどして、燃費性能をJC08モードで、ガソリン1リットルあたり21・4キロとした。先代は(旧基準の)10・15モードで20キロ。直接の比較はできないがかなり大きな改善になっている」

 「軽量化も燃費性能に効いている。フィールダーでは後部のドアを鋼板から樹脂素材に変更した。トヨタでは初めてだ。これ以外にもさまざまなレベルでの部品軽量化で、グレードによっては約50キロの軽量化も実現している。

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