「ヒト」にこだわるダイキン 韓国・台湾勢に負けない“日本式経営” (1/3ページ)

2012.9.17 18:10

グッドマン社の買収会見で握手を交わすダイキン工業の井上礼之会長(左)と、グッドマン社のデイビッド・エル・スウィフト社長=8月29日、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

グッドマン社の買収会見で握手を交わすダイキン工業の井上礼之会長(左)と、グッドマン社のデイビッド・エル・スウィフト社長=8月29日、大阪市北区(志儀駒貴撮影)【拡大】

 世界で韓国、中国、台湾メーカーの存在感が高まる中、ある日本企業の経営が注目を集めている。2010年度には空調機器分野で世界の頂点に立ったダイキン工業だ。

 社内の人材教育など徹底的に「人」にこだわった経営は日本だけでなく海外でも貫かれる。デフレ不況などで閉塞(へいそく)感のある日本に対し、市場では「日本式経営はもう捨てるべきだ」との声も一部に聞かれるが、ダイキンはヒト重視の経営で着実に成長を遂げている。

 「格力のトップは十分信頼できる」。2008年にダイキン工業は中国の空調最大手、珠海格力電器と業務提携した。中国でインバータ技術を標準化するのが狙いだが、ダイキンの開発陣は長年培ってきたインバータ技術の開示に猛反発した。

 しかし、最終的には井上礼之会長が「必ずお互いにメリットになる」と決断した。今年度で中国におけるインバータを搭載した空調の普及率は6割にのぼる見込みで、「相手側のトップを信頼する」という人重視の決断が重要な海外ビジネスを成功を導いた。

人材育成の点でも、国内と国外に違いははない

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