社員の士気をどうやって高めるか-。経営者の誰もが頭を悩ませる問題だが、なんと鐘や太鼓をたたいて士気を鼓舞するというユニークな会社がある。
情報システム管理などを手がけるケー・エス・ディー(大阪市中央区)では、社員は取引先などに出かける際に太鼓をたたき、帰社した際には鐘を鳴らすというルールを導入している。社員が鐘や太鼓の音に負けない大きな声であいさつをすることが目的だそうだが、これが意外に社員の「やる気」を高めているという。“お祭り騒ぎ”というなかれ。
会社を明るくするのは、まず「あいさつ」
「会社は明るくないとおもしろくない」
小林達夫社長は約6年前に導入した『鐘太鼓運動』のねらいをこう説明する。明るい会社にするためにはどうすればいいか。日々考えた末に、見いだした答えが“あいさつ”を徹底することだった。
小林社長が頭をひねっていたある日。ふと社内を見渡したときに、あいさつができていないことに気付いた。なんでもないことかもしれないが、あいさつは人としての基本でもある。