「インターコンチネンタルホテル大阪」が進出する「うめきた」の先行開発地域「グランフロント大阪」=大阪市北区(竹川禎一郎撮影)【拡大】
渡り歩くのが当たり前
「新しいホテルができると聞くと、ウズウズしますよ」と、ある大手ホテルチェーンに務めるベテランのホテルマン(52)。これまでに5つのホテルを渡り歩いた。
ホテルマンの世界は一般のサラリーマンと違い、いくつものホテルを渡り歩くのがごく普通だ。経験を積みながら腕を磨き、自分の腕を頼りに次のステージをめざす。一流ホテルに勤務すれば、当然その分だけ箔がつく。
「新しいホテルと賃金や待遇を交渉し、少しでもいい条件を勝ち取る。同じところにずっといても、待遇は上がらない」と前出のホテルマンは明かす。
通常、新しくオープンするホテルは総支配人など経営のトップ層はグループホテルから就任することが多いが、ブライダルやレストラン、宿泊、宴会といった現場の部門を仕切る支配人クラスはヘッドハンティングする。それぞれのプロフェッショナルや地域の事情に詳しい人材がほしいからだ。