「インターコンチネンタルホテル大阪」が進出する「うめきた」の先行開発地域「グランフロント大阪」=大阪市北区(竹川禎一郎撮影)【拡大】
日本を代表するホテルチェーンでも「現場を仕切る支配人クラスだと、年収1千万円には届かないだろう」(業界関係者)といわれ、いわゆる“一流”と呼ばれる製造業には劣るかもしれない。
大阪、京都でオープンする4ホテルの給与は高水準とみられるが、実態は不明だ。「ほしい人物にはそれなりの金額を出すが、そうでない人物にはそれほどは期待できない」(同)。外資系のホテルは、きわめてドライで、すべては交渉次第という一面もある。
転職数が超一流への道
それでも、ホテルマンが今回の4ホテルに熱い視線を送るのはなぜか?
それは何よりも「○○ホテルに勤務した」という実績が履歴に残るためだ。次のステージをめざすとき、これが大きなステータスになる。海外のグループホテルに勤務できる道が開けることも魅力だ。「仮に給与が同じ水準であっても、ホテルマンなら移りたいと思うでしょう」(同)。
すでに水面下では駆け引きが始まっており、「○○ホテルがこんな人物を探しているらしい」「誰それに声がかかったらしい」などの情報が、ホテルマンの間で飛び交っている。(佐久間史信)