日本マクドナルドHDの営業利益と既存店売上高【拡大】
拡大計画は不透明
一方、宅配サービスに対応する店舗は、17店舗(10月末)から、来年中に250店舗に一気に拡大する。ハンバーガーやポテト、ドリンクなどソフトクリームを除く全メニューを10分以内に届けるサービスで、競合する中食や家庭内での調理に対抗する構え。
オーナー説得難航、拡大計画は不透明
宅配サービスについて、先行して280店(9月末)で展開するモスフードサービスは「店舗によって月商150万~200万円の押し上げ効果がある」(桜田厚社長)などポテンシャルは高いという。
ただ、モスフードの場合、宅配はフランチャイズ店舗のオーナーの理解を得るのに時間がかかっており、計画通りに進んでいない。マクドナルドも経営効率化のため直営店のフランチャイズ化を進めているだけに、拡大計画は不透明だ。