JR東海の新型新幹線「N700A」【拡大】
技術や信頼度向上
「見た目は(N700系と)あまり変わらないが、中身は現時点で最高」(坂上啓・車両課長)という新型車両で、大きな変更点になるのがブレーキ性能だ。
N700系に比べて、ブレーキをかけてから停車するまでの距離を1~2割短くできるという。
また、台車の振動を分析して異常を検知し、故障を未然に防ぐ仕組みも盛り込んだ。省エネ機能や乗り心地はもちろん、山田社長は「安全の信頼度をさらに高めた」と胸をはる。
開業以来、乗車中の死傷事故が「ゼロ」という抜群の安全性は新幹線の代名詞。JR東海が目指す海外の高速鉄道計画への技術輸出の大きな武器でもあり、N700Aの投入で進化を続ける高い安全技術を世界にアピールし、米国などでの受注につなげる戦略を描く。