「いま考えても完成度が高いゲームです」(青木さん)というストIIは630万本を売り上げ、開発部門ではボーナスが数倍に跳ね上がった。2年後には念願の自社ビルが完成、「ストII御殿」とも呼ばれた。
10人程度の格闘家から1人を選んで戦うストIIは、リュウや春麗(チュンリー)といったキャラクターも人気を呼んだ。6年にハリウッド映画化されるなど、人気は世界に広がっている。
全国大会もほぼ毎年開かれ、今年10月には25周年を記念した全国大会が東京で開かれた。優勝者らは12月に米国で開かれた世界大会でも、世界の強敵を相手に好成績を収めた。
広報担当者は「格闘ゲームの金字塔として、さらに世界中の人々から愛されるゲームに進化させていきたい」と話す。開発への“ファイト”はまだまだ終わらない。