浜岡原発の防潮堤工事を視察する経団連の米倉弘昌会長(左端)=平成24年10月、静岡県御前崎市(内山智彦撮影)【拡大】
浜岡の停止で中部電は25年3月期の最終赤字が600億円と2期連続の赤字となる見込み。再稼働がないことが確定した26年3月期も赤字は確実とみられる。
ただ、赤字の穴埋めや株主配当に充てる剰余金は比較的潤沢。今期は1千億円余りを取り崩すが、単純計算であと5~6年は「もつ」勘定で、その間に再稼働させる考えだ。
「世界一安全な原発を目指す」(中部電)ための津波対策の総事業費1500億円弱。巨大な壁などが完成するまでの時間を浜岡の再稼働のためにいかに有効に使えるかが問われることになりそうだ。(内山智彦)