軽車両で荷物を配送する女性スタッフ。祇園佐川急便のスタッフは、センター長以外はすべて女性だ=京都市東山区【拡大】
また、北浦さんは「女性は物腰が柔らかく、細かい気配りができる」とも。実際、配達員は配達先の出入りで声かけと一礼を欠かさず、「行儀がいい」「女性でよかった」などと評判になっているという。
佐川急便にとって、京都は創業の地。祇園佐川急便は平成22年6月、集配機能を持つ情報発信基地としてオープンした。建物はレトロな木造2階建てで、配達員の制服は車夫をイメージするこだわりよう。記念写真を撮影する観光客も多いという。
ここは今、持ち株会社のSGホールディングスが進める女性の積極採用の“シンボル”にもなりつつあるようだ。
ネット通販、女性には女性を
SGホールディングスでは23年4月、栗和田栄一会長兼社長の「女性が活躍できる会社にする」という鶴の一声で、女性の積極採用を本格化させた。その背景はネット通販の広がりだ。
仕事をしている一人暮らしの女性は、朝や夜に荷物を受け取ることが多い。こうした利用者からは「女性に届けてほしい」という要望が多いという。