大型4Kで変わるテレビ勢力図 生き残り懸けた電機各社の戦略とは (2/5ページ)

2013.1.19 07:30

50型以上薄型テレビのメーカー別シェア

50型以上薄型テレビのメーカー別シェア【拡大】

 「4Kだと何も映っていない画面でも美しいでしょう」。平井一夫社長は流暢(りゅうちょう)な英語でジョークを飛ばし「『ワオ!』と言ってもらえるような商品を出していきたい」と締めくくった。その後、正常画面に戻った試作機の前に多くの記者が集まり、画質の美しさを確認した。

 ソニーと有機ELの技術開発で提携するパナソニックも、4K対応の56型有機ELテレビを披露。独自技術を盛り込み「競合他社よりも大きく、より手ごろなパネルをつくることができた」と津賀一宏社長は訴えた。

 2011年に世界で最初に4Kテレビを製品化した東芝は、ラインアップの拡充を急ぐ。春以降に発売する58型と65型は、1インチ当たり1万円以下と、他社よりも安い価格で販売する考えだ。深串方彦執行役専務は「4Kを家庭で楽しめる時代を切り開く」と述べ、4K普及に強い自信をみせる。

画面が大きくなるほど画質が落ちるというジレンマ

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