大型4Kで変わるテレビ勢力図 生き残り懸けた電機各社の戦略とは (4/5ページ)

2013.1.19 07:30

50型以上薄型テレビのメーカー別シェア

50型以上薄型テレビのメーカー別シェア【拡大】

 シャープシェア急落

 50型以上の大型テレビ市場で存在感を高めているのはソニーと東芝だ。BCNによると、ソニーは昨年9月にパナソニックを抜いて2位に浮上。4位の東芝は同6月まで1%前後で低迷していたシェアが昨年末には2桁をうかがうところまで上昇した。この勢いを駆って、58型以上で4Kの構成比を13年度見込みの約40%から、15年度には約90%に高める計画だ。この2社は、4Kを切り札にした攻めの戦略で攻勢をかける。

 テレビ全体ではトップシェア(45.3%)のシャープ。「価格を下げたことで、中心的な20型、30型が売れた」(BCNの道越一郎アナリスト)ため、過去半年間で20ポイント近くシェアを伸ばした。一方で、50型以上のシェアは昨年4月の74.7%から同12月は44.6%に急落した。それでも、市場ではソニーの2倍弱の支持を得ているのだが、道越氏は「大型テレビで収益を上げていく構想が、思い通りにいっていないようだ」と指摘する。

「本質機能を先鋭化させた製品が生き残る」

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