ビッグデータの世界市場予測【拡大】
これに加え、年内にもセンサー技術などと組み合わせた不審者監視や自動車の安全運転配信サービスなども商品化する計画だ。同社は昨年2月、全社横断の「ビッグデータ戦略プロジェクト」を立ち上げており、14年までに累計売上高1500億円を目標に掲げる。
富士通も2009年にビッグデータ事業を組織化、昨年にはデータ分析の専門家らからなる「インテリジェントコンピューティング室」を設置。その成果として、将棋ソフトの開発ではアマチュア有段者レベルからプロレベルになったという。同社の川妻庸男常務は「これまで経験と勘に頼ってきたことをビッグデータで論理的に解析。価値の高いもの、新しい産業を生み出す力がある」と話す。
事業化を予定しているのは、店舗内での顧客行動パターンから心理を分析してサービス改善を図るマーケティングや、交通情報を利用した都市情報や保険事業などで、15年度のビッグデータ関連事業で1000億円の売上高を目標としている。