三菱電機と島津製作所が開発したリサイクルプラスチックを高精度に識別する装置【拡大】
プラスチックの他にも、金属やガラスなどを再利用する動きも活発化。パナソニックは廃棄されたブラウン管テレビのガラスを、断熱材として再利用する技術を開発。昨年2月にリサイクルした断熱材を使った冷蔵庫などを発売している。
これまでブラウン管のガラスは主に、ブラウン管にリサイクルしていた。パナソニックはガラスを溶かし、細かいガラス繊維として再生する技術を確立。ブラウン管以外の再利用を可能にした。その他、同社は、使用済み家電から回収したプラスチックを再利用して外装材に使った洗濯乾燥機や炊飯器、掃除機なども発売している。
電機各社がリサイクル技術を強化するのは、家電リサイクル法の施行に加え、再生資源の積極的な活用を消費者にアピールする狙いもある。パナソニックは、住友商事やDOWAホールディングスなどと合弁で、中国に家電リサイクルの会社を設立するなど、海外でもリサイクル事業に乗り出す企業が出てきた。