日本航空は4日、25日に予定していた成田空港とフィンランドのヘルシンキを結ぶ直行便の開設を延期する、と発表した。最新鋭機ボーイング787の運航が発火トラブルで停止されたためで、国内航空会社がB787の運航停止に伴い路線開設を延期するのは初めて。B787の運航停止が長引く可能性が指摘される中、全日本空輸を含む航空大手2社は足元の堅調な業績とは裏腹に、先行きに不透明感が漂っている。
日航は、併せて18日から28日までの欠航便も発表。欠航するのは国際線の計6便で、約410人の足に影響が出る見通し。全日空機が発火トラブルで高松空港に緊急着陸した1月16日以降では約6570人にのぼる。
4日発表した2012年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比3.6%増の9420億円で増収となった。営業利益は燃料費増などで2.2%減の1581億円とわずかに下回ったものの、引き続き高水準を維持。また、全日空の4~12月期連結決算も営業利益と経常利益が過去最高になるなど好調を維持した。