昨年3月に「スモールストア」にリニューアルしたホンダカーズ千葉の八街西店=千葉県八街市【拡大】
正確に言えば、力を入れたのは1967年に軽乗用車に初進出し、大ヒットを飛ばした「N360」だけ。その後、車種を追加していくが、74年にホンダは軽乗用車の生産をあっさり投げ捨てる。社運をかけて開発した登録車「シビック」に生産ラインを明け渡すためだった。
疑いの思い払拭
88年から再び軽乗用車を手がけるようになるが、力の入れ方は登録車に及びようもなかった。こうした経緯を知っている販売店は、急に「軽の再挑戦」を叫び始めたホンダの本気度を疑っていた。
実は峯川自身も心のどこかに疑う気持ちがあった。かつて中国駐在時代にスモールカーの重要性を本社に訴えたことがあったが、簡単にはね返されたことがある。今後、軽の存在感が高まっていくのは間違いないが、ホンダはどこまでコミットしていくのか。