世界の発電電力量と天然ガス発電の割合【拡大】
今回の提携内容は「コンバインドサイクル」と呼ばれるガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電システムだ。従来型に比べて、エネルギー効率に優れ、二酸化炭素(CO2)排出量も少ない。
1982年から協力関係にある両社は、すでに日本とアジアで、東芝の蒸気タービン発電機にGEのガスタービンを組み合わせたコンバインドサイクルを販売してきた。昨年には世界最高レベルの熱効率62%を実現した発電システムを中部電力西名古屋火力発電所向けに受注した。
設立予定の合弁会社では、コンバインドサイクルをグローバルに販売する戦略を立案するだけでなく、少ないガスで効率的に発電できる次世代型システム技術の検討なども行う計画だ。
実はGEは当初、「東芝ではなく、三菱重工に秋波を送っていた」(業界関係者)とされる。三菱重工の持つ世界トップクラスの大容量・高効率の「J形」ガスタービンを自社の品ぞろえに加えたかったためだ。