世界の発電電力量と天然ガス発電の割合【拡大】
世界的な有望市場
東京電力福島第1原子力発電所の事故以来、逆風が吹く原子力発電と比べると、火力発電は米国での「シェールガス」の開発や新興国市場で新規プロジェクトなどを背景に需要が世界的に高まっている。特にコンバインドサイクルは出力の割に投資額は原子力発電などより割安なため、業界では「有望市場」とみられている。
海外メーカー巻き込み新たな再編も
主戦場になるとみられる東南アジアやインド、中国では、受注後、現地で部材や建築業者を確保したり、コストを抑えて納期内に工事を完成させたりするマネジメント能力が求められる。国内案件が多かった日本勢は、海外での営業力やマネジメント力では見劣りし、「GEや独シーメンス、仏アルストムなど海外勢には及ばない」(業界関係者)との見方もある。