番組にはキャストとともにメーカーやブランドの関係者も出演する。注文状況や問い合わせ内容をリアルタイムで把握しながら、臨機応変に番組を進行。対面販売のような臨場感も味わえる【拡大】
ありのままに見せる
売り上げも視聴可能世帯数の増加とともに伸び、2011年度は過去最高の約1209億円を記録。1日の出荷数も平均約3万6000箱に達しており、リピーターが多いのが特徴だという。これだけの人気を誇る理由は、幅広い商品のラインアップに加え、徹底した「商品をありのままに見せよう」という意識にあるようだ。
商品をカメラで写す際は、「さまざまな角度から分かりやすく」を大切にする。また、スタジオ内の照明にも気を配り、家に届いたときの状態を想定して一般家庭と同じ蛍光灯を使用している。「その場でたくさん売れても、商品がお客さまの手元に届いたときに信頼を失えば、二度と買ってもらえません。365日この先もずっと楽しくお買い物をしていただくために、その点をとても大切にしています」
一度使うと、その便利さと楽しさがクセになってしまうといわれるショップチャンネル。まずは気軽に番組を視聴する感覚で、ショッピングを体験してみるのもよさそうだ。