東芝の売上高と最終損益【拡大】
かつて、パソコン資材の調達に携わった田中氏は、コストカットに手腕を発揮してきた。西田会長は「(調達は)サプライチェーン(供給網)の横串を刺す重要な部門。事業全体を見極め、グローバルに実行している」と田中氏を評価するが、東芝グループ全体のコスト低減の実行は、まさに待ったなしだ。
会長、副会長と役割分担 社長の独自色に注目
今回の3人体制で、田中新社長がCEO(最高経営責任者)となり、西田会長は経営の「監督役」を担う。政府の経済財政諮問会議の民間議員で、経団連副会長に内定済みの佐々木氏は社外活動が中心になりそうだ。
今回のトップ交代で、田中氏は最初から最有力候補だったわけではないという。西田氏はパソコン、佐々木氏は原子力発電の出身。歴代トップもパソコン・半導体やインフラ事業の出身者が多く、次期社長として名前が取り沙汰された役員も同様だった。