法林岳之さん【拡大】
--早かったのは?
「アプリでいち早く『使い放題サービス』を提供したのはauだった。コンテンツサービス構想を打ち立て、『アプリ、映像、音楽、本』と、最初から力を入れて取り組んでいる。2012年3月、月定額でアプリが使い放題になる『スマートパス』をAndroid対応で開始。スマホユーザーに分かりやすくメリットを示し、ユーザーがコンテンツを使うハードルを大幅に下げた」
--アプリ以外も使い放題がある
「auは、動画が見放題の『ビデオパス』や、音楽が聴き放題の『うたパス』など複数のコンテンツサービスを展開し、『スマートパス』利用者向けの割引を設定することで、ユーザーが利用しやすい環境を作っている。
また各種パスサービスのiOS対応が携帯業界にもたらすインパクトも大きい。今までiOS系ではなかったサービスで、ユーザーの声に応えた形だ。
『iPhoneを選んだから○○パスサービスは利用できません』。そうであってはいけない。誰でも楽しいを実現しているところがユーザーベネフィットとして大きい」