住友商事の主な小売り・メディア事業の海外展開【拡大】
ケーブルテレビ(CATV)事業ではKDDIと組み、国内最大手のジュピターテレコムと同業2位のジャパンケーブルネットを今秋経営統合し、2位以下を突き放しにかかる。国内首位の座を守ることが、海外での成功の近道と信じるからだ。
中間層を取り込み
一方、創業100年の節目を迎える19年の世界経済を展望し、中村社長は「新興国ではエネルギーとインフラが絶対に必要で、その成長する中間層をどう取り込むかに最大の商機がある」とみる。
4月からスタートする2カ年の中期経営計画は、長期的な成長を見込む同社の1枚目の青写真だ。
投資額を上積みする「攻め」の経営の一方で、最適な総資産や利益配分の割合を見直すための資産入れ替えも急ぐ。具体的には、4月から組織を7部門から5部門に再編した。事業部門の垣根を低くして相乗効果を引き出すことはもちろん、人材を含め経営資源の再配分につなげる荒療治でもある。