気温の上昇に伴い増加するビール需要を見据え、ビール大手4社が競って、飲食店での生ビールの新たな飲み方を提案している。各社は新たに開発したサーバーを使うなどして、独自の味わいや見た目の楽しさなどを付加価値として訴求。第3のビールやチューハイなどの台頭でビールの存在感が薄まるなかで“ビール復権”を狙う。
定番商品の「一番搾り」をグラスに注いだ上に、シャーベット状に凍らせた泡をソフトクリーム状に盛り付けた「フローズン生」を昨年大ヒットさせたキリンビール。今年は取扱店を現在の約800店から年内に2000店まで増やして攻勢をかける。
さらに、新たにグラス内でビールと果汁やジュースを2層に割って楽しむビアカクテル「ツートン」を4500店で提供する。マーケティング部の林田昌也部長は「作る楽しさを視覚に訴える新たな提案で、ビールファンを増やしたい」と意気込む。