3社の「サーバー競争」から一線を画すのがサントリーだ。同社は高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」を扱う飲食店約4万9000店のうち、提供レベルの高い約1万3000店を「樽生達人店」と認定しているが、今年は注ぎ方やサーバーの洗浄方法などをより厳しく行っている約1000店を「超達人店」として認定する。
提供するビールの品質を最大限に高めることで、「奇をてらわず本質的なビールのうまさを訴求し、差別化につなげる」と力を込める。
若者のアルコール離れなどが進み、2012年のビール市場は8年連続で過去最低を更新するなど苦戦が続く。ビール販売量の約4~5割は飲食店向けの業務用が占めるだけに、新たな飲み方の提案はビール需要を底上げする鍵を握るといえそうだ。