ソニーの事業部門別業績【拡大】
エレクトロニクス部門には消費者向けと業務用の商品が混在するが、ここでも連携を強化している。映像機器部門では昨年11月に「B&C推進センター」を設置。例えば放送用カメラで培った映像技術を消費者向けカメラに応用し、逆に消費者向けカメラの小型化技術を業務用のセキュリティーカメラに活用するといった連携を進める。
米企業買収など成長へ積極的な投資
「奇抜なアイデアもある」。平井社長はうれしそうにこう話す。昨年7月に設けた「ビジネスデザイン&イノベーションラボラトリ」では、専門領域の異なる約100人の研究者が集まり、ソニーらしい新商品・新ビジネスの卵を探る。すでに「社長直轄のプロジェクトが5、6個走っている」(平井社長)。
ソニーは13年3月期に200億円の最終黒字を見込む。実に5年ぶりの黒字化だが、堅調な金融や映画部門が下支えし、米国本社などの売却益の影響も大きい。テレビなど主力のエレクトロニクス部門は赤字が残る見通しだ。