ソニーの事業部門別業績【拡大】
ただ、平井社長は米国本社などの資産を売却する一方で、オリンパスに500億円を出資したほか、米ゲーム会社を約300億円で買収するなど積極的な投資により、新しい成長に向けた布石も打っている。
社長経験者の中鉢良治副会長は3月末で退任、6月に開く株主総会で取締役からも退く。同じくハワード・ストリンガー取締役会議長も6月で退任する意向だ。
SMBC日興証券の白石幸毅シニアアナリストは「ストリンガー、中鉢両氏の退任により、平井社長が完全に経営をハンドリングできる態勢が整う。その分、14年3月期は結果が求められる」と指摘する。「ソニー復活」に向け、平井社長の真価が問われる1年になる。