ドコモは現在、国内最多のユーザー数を維持しているものの、通信会社を変えても同じ番号を使える「番号持ち運び制度(MNP)」では毎月のように転出超過が続き、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」で販売攻勢をかけるKDDI、ソフトバンクモバイルの前に苦戦を強いられている。
長方形でタッチパネルという「アイフォーン型」スマホが市場を席巻する中で、「タブレットとスマホの中間」(永田隆二・第1商品企画担当課長)という新たなジャンルを提唱し、活路を見いだそうとするドコモ。その先兵となるメディアスWが、どれだけユーザーに浸透するのか。これからが本当の勝負だ。(渡部一実)
メディアスW NTTドコモが今月中旬に発売するNECカシオモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン。世界で初めて外折り型の両画面方式を実現した。画面は片側で各4.3インチ、両面をつなげると5.6インチ。両面をつなげ大画面で動画や地図を見られるほか、片方の画面でメールをしながら、もう片方で検索をするといった使い方も可能だ。基本ソフト(OS)は米グーグルのアンドロイド。想定価格(実質負担金額)は2万円台後半。