マツダの売上高最終損益【拡大】
とくにディーゼルエンジン「スカイアクティブ-D」搭載モデルは、SUVながら軽油1リットル当たり18.6キロの高い燃費性能を実現。
CX-5は今年3月末までの1年強の国内累計販売が当初予想の4倍近い4万6099台となったが、そのうちディーゼル車が8割に達した。環境意識の高まりや、ガソリン価格高騰という背景に加え、ガソリン車との価格差を抑えたことが高い人気につながった。
日本では長く大気汚染の元凶のようなイメージが定着していたディーゼル車だが、技術の進化で欧州では環境車の代名詞となっている。CX-5の発売当時、社内では国内市場への投入について「懐疑的な声もあった」(山内社長)が、杞憂(きゆう)に終わった。昨年11月に全面改良して発売した同社の旗艦車種「アテンザ」も世界中で販売が好調で、国内では7割がディーゼル車だ。「マツダが国内ディーゼル車市場を創造する」(中峯勇二取締役専務執行役員)という目標が現実味を帯びてきた。