中国の上海モータショーで人気を集めている現代自動車のブース=21日【拡大】
「年間2000万台の需要があり、買い替え需要だけでも魅力的」(三菱自動車)との認識で各社が一致する中国市場は、世界戦略上で重要な位置を占める。しかし、このままだと韓国のサムスン電子にデザイン力などで水を開けられ、劣勢を余儀なくされたソニーやパナソニックといった日本の電機メーカーの二の舞いになりかねない。
テレビやパソコンと同様に自動車もコモディティー(汎用(はんよう)品)化していけば、韓国勢に追いつかれ、追い越される可能性もある。日本の自動車メーカーは「目に見える性能や品質で差をつけ続けるしかない」(富士重工業の高田充専務執行役員)と危機感を強めている。(上海 飯田耕司)