日本政策金融公庫の女性起業家向け融資【拡大】
中国の女性消費者専門のマーケティング会社「リブラ」(港区)を2010年4月に興した沖野真紀さんもその一人だ。塾を受講していた当時、沖野さんは米金融グループ、ゴールドマン・サックスの日本法人に在籍していた。起業に踏み切ったのは「日本が経済大国としてもう一度輝くには、アジアの成長を取り込むことが欠かせない」との思いからだったという。
中国の化粧品・製薬市場の規模は大きく、今後の成長が見込まれるものの、日本メーカーの多くは浸透し切れていないと判断。現地ニーズの細かな動向をメーカー側に伝え、ビジネスチャンスの拡大につなげる役割を担うべく、沖野さんは日本と中国、台湾を飛び回っている。
目立つ「癒やし」事業
日本公庫によると、女性起業家向けの融資が大幅に伸びているのは08年秋のリーマン・ショックや11年3月の東日本大震災によるダメージから徐々に脱却したことも要因の一つという。