こうした中、輸入車各社は日本戦略において「高級感」や「ブランドイメージ」を最優先にしてきたが、最近では「親しみやすさ」を前面に出すケースが目立ってきた。
13年連続で輸入車販売台数首位を維持するフォルクスワーゲン(VW)グループジャパン(愛知県豊橋市)は、昨年10月に発売した小型車「up!(アップ)」のテレビCMに日本のアーティストを起用した。庄司茂社長は「日本風のCMでVWを身近に感じてもらいたかった」と狙いを説明する。
カフェなど併設
メルセデス・ベンツ日本(東京都港区)は立ち寄りやすい拠点の整備にも力を入れている。カフェやレストランを備え、既存の一般的な販売店とは一線を画した日本発祥のショールーム「メルセデス・ベンツ・コネクション」は、11年7月に開所した東京・六本木の1号店の来場客が100万人を突破。4月26日には大阪市内に国内2拠点目をオープンした。