輸入車“日本流”で攻勢 「高級感」二の次に「身近さ」PR、シェア1割視野 (3/4ページ)

2013.5.2 08:00

 同社のマーク・ボデルケ副社長も「12年は(ドイツの本社が)日本市場を最も成功した市場と認めた。日本は今や他市場の模範だ」と胸を張る。

 小型車と軽自動車の販売が好調な国内市場に合わせた車種構成も追い風になっている。排気量1000ccのアップは149万円からと、軽自動車と比べても遜色ない戦略的な価格で「軽自動車からの乗り換えを検討するお客さまが増え、地方中核都市での販売が伸びた」(VWの庄司社長)という。

 メルセデス・ベンツの小型車「Aクラス」(284万円~)やフィアットクライスラージャパン(東京都港区)の米クライスラーブランドの小型車「イプシロン」(235万円~)も「購入費は安く抑えながらデザイン性や走りもこだわりたい層に人気がある」(自動車業界アナリスト)。

 一方で課題もある。国内メーカーに比べて脆弱(ぜいじゃく)な販売網やアフターサービスだ。VWは現時点で251店舗の販売店を18年までに333店舗に拡大する計画だ。

 ボルボ・カー・ジャパン(東京都港区)も、1時間で修理と定期点検を行う独自のサービスを展開。国内メーカー以上の迅速さで顧客拡大を狙う。

「値上げは最終手段」 為替変動がリスク

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