グリコーゲンの研究を続けてきた同社は平成16年、世界で初めて人工合成に成功。また、皮膚内にあるグリコーゲンが加齢とともに減ることも突き止めた。
そこで「gg」の製品には、ナノサイズのグリコーゲンを配合。角層内の奥まで浸透したグリコーゲンが、うるおいある健康な肌にするという。
「この製品には、グリコーゲンについての研究成果が実を結んでいます。それが特に乾燥肌などで悩まれる50代前後の女性らにアピールしたのでは」
化粧品を作るのは自然
売り上げが好調なのは、米国の皮膚科学者ゼイン・オバジ氏の名をとったロート製薬の化粧品ブランド「Obagi(オバジ)」も同様だ。近く発表される予定の昨年度決算で、平成13年の発売開始以来、最高の売上高が見込まれているという。