こうした異業種からの参入を容易にしている背景には、技術の転用のほかに、化粧品の販売ルートの多様化もあるという。
直接、肌につける化粧品は長年、美容部員らによる店頭販売や訪問販売が主流となってきた。しかし近年では、インターネット通販が身近になったことにより、家庭用の常備薬などと同様、化粧品を通販で購入することへの抵抗感が薄れる傾向にあるという。実際、業界トップの資生堂も昨年4月にサイトを開設、ネット通販に乗り出した。
こうした追い風を受け、今後も意外な業種のメーカーが化粧品業界に名乗りを上げるかもしれない。