三菱自、業績好調も本格復活は正念場 パジェロで一世風靡した面影なく… (3/4ページ)

2013.5.18 08:00

 新興市場に活路

 こうした状況に、コンサルティング会社のローランド・ベルガーの長島聡シニアパートナーは「今後の活路は、アジア、南米といった新興市場。三菱ブランドが強いのは魅力だ。ディーラー網を時間をかけて築いており、強みがある」と分析する。

 ただ、国内は依然厳しさが残る。かつてスポーツ用多目的車(SUV)「パジェロ」や軽自動車「パジェロミニ」で一世を風靡(ふうび)した面影はなく、登録車の販売は、軽自動車が主力のスズキに抜かれる始末。新車投入の失敗も重なり、「三菱自動車の管理顧客数は減少の一途をたどる」(大手自動車幹部)。

 この結果、12年度の国内販売は前年度に比べて11.4%減の13万4000台で3年連続のマイナス。シェアは11年度の3.5%から2.8%へ低下した。

「軽が失敗すれば、国内撤退が現実味を帯びてくる」

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