16日から発売したレクサスISの披露会=千葉県浦安市の浦安ヘリポート【拡大】
だが、高級車市場においては埋没すると判断。一目でブランドが認識できるよう、台形を2つ組み合わせた「スピンドルグリル」をレクサス全6モデルに採用し、力強さを表現した。「賛否両論だがこれこそが狙い」(トヨタの福市得雄常務役員)と説明する。トヨタの大胆な試みが、高級車のイメージを変えるかもしれない。
三菱UFJモルガンスタンレー証券の吉田達生シニアアナリストは「レクサスが米国でシェアを落としたのは超円高も理由だった。(円安基調になり)今後は、装備品の充実など攻めに転じられる。ブランドを向上させるためにも、スピンドルグリルをぶれずに育てることも必要だ」と話す。
豊田社長の目線の先には「台数という目先にとらわれず、五輪選手を応援するような、日本人が誇りに思うような車にしたい」との思いがある。(飯田耕司)