国内最大手のNECパーソナルコンピュータの前年度実績も国内市場と同様、若干のマイナスとなったもようで、東芝も昨年度は前年度比で約300万台減少し約1600万台となったが、今年度も同じ目標を踏襲する。
JEITAが発表した13年4月の国内出荷台数は、前年同月比30.8%減で現行の統計が始まった08年4月以降で最大の下げ幅となった。
ただ、4月の下げ幅は「一部で値上げを行う夏モデルの販売を見込んだメーカー側の出荷調整」(アナリスト)と見る向きもある。
これに加え、米ソフトウエア大手マイクロソフトの「ウィンドウズXP」が来年4月に国内でのサポートを終了することに合わせた買い替え需要や、消費税の引き上げによる駆け込み需要を今年度下期以降に期待する声もある。