ウガンダの子供たちに、簡易手洗い設備でせっけんを使用した手洗いを教える更谷社長=今年2月(同社提供)【拡大】
迷ったが、最終的に出演し、自らの不明をわびた。
ヤシノミ洗剤は、石油系の合成洗剤より分解されやすく、環境への影響も少ないことから、同社は「手肌と地球に優しい」というキャッチフレーズをつけて販売してきた。しかし、「地球に優しい」という視点が、原料調達まで及ばず、テレビ番組では、その矛盾を指摘されたのだ。
「ゾウがかわいそう」「原料を変えるべきだ」-。
テレビ番組を見た視聴者からは抗議が殺到し、不買運動にもつながりかねない消費者の誤解と反発に見舞われた。
企業責任を果たすには…
サラヤには、微生物に分解されやすく、環境に与える影響が小さい洗剤として長年、ヤシノミ洗剤を販売してきた自負があった。
このため、環境破壊の実態を把握しようと、テレビ番組で取り上げられたボルネオ島の熱帯雨林の調査に乗り出した。