中国の対日投資残高【拡大】
経営が中国資本となることに「最初は戸惑った」と酒田工場長の諏訪博士さん(57)は振り返る。「でも現場のやり方を尊重してくれたので安心した」
一時は1000人いた工場スタッフは希望退職などを経て現在は約400人。リストラが一巡し、本間は昨年から反転攻勢に出た。支えるのは中国マネー。今年2月には小田孔明、笠りつ子、イ・ボミら日本や韓国のプロゴルファーと製品使用契約を締結した。「(向上心のある)熱意系ゴルファー」への宣伝効果を高めるためという。
効果はすぐ表れた。4月の売上高は前年同月比45%増。15年3月期は13年3月期比で35%増、16年は同50%増を目指す。
社員の意識も変わった。「コストを考えて収益を上げ、社員が幸せになることも大事。頑張れば報われると、本気でグローバル企業を目指すようになった」(諏訪工場長)。日本でのシェア奪還、そして韓国・中国市場の開拓を急ぐ。