「DONQ」ブランド支える“商品三分の計” おいしいパンのヒミツ (2/4ページ)

2013.6.9 08:00

ドンクの店舗に並ぶパンは、その“役割”に応じて3つに分かれる(5月にオープンした横浜ららぽーと店)

ドンクの店舗に並ぶパンは、その“役割”に応じて3つに分かれる(5月にオープンした横浜ららぽーと店)【拡大】

  • 昨年の「推しパングランプリ」で、グランプリに輝いた「クルミとゴーダチーズのライ麦パン」
  • 札幌の店舗で生まれ、いまや全店舗共通の人気商品になった「ミニクロワッサン」
  • ドンクの店舗に並ぶパンは、その〝役割〟に応じて3つに分かれる

 各店では、平均約100種類のパンを販売しているが、うち全店共通の商品群はフランスパンなど3分の1に限られる。ドンクのブランドを維持する「要の商品」で、全国どの店舗でも同じ品質、同じ価格で販売する。

 そして3分の1が地区共通の商品群。「地区ごとに人気のあるパンの種類や所得水準も大きく異なる」(広報担当者)ためだ。

 残る3分の1は、各店舗オリジナルの商品群。各店舗には専属のパン職人がおり、全国では約600人に達する。

 店側が主体的に商品開発を手がけるため、同社の本部には商品開発を主導する組織がない。現場の職人が毎月新商品を提案し、本部がチェックして商品化する。店舗に常駐するパン職人のやる気を引き出し、各店の活性化につながる効果がある。

 オリジナル商品が強み

 3つの商品群のうち、同社最大の強みといえるのがオリジナル商品群だ。

看板商品の一つとして親しまれる「ミニクロワッサン」 実は…

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