フィリップス強さの秘密に迫る 品質と革新、自動車用バルブで世界に君臨 (2/4ページ)

2013.6.28 08:15

ヘッドライトバルブの生産ライン。ガラスの中にフィラメントが設置されている=ドイツ・アーヘン

ヘッドライトバルブの生産ライン。ガラスの中にフィラメントが設置されている=ドイツ・アーヘン【拡大】

 ファクトリーマネージャー(工場長)のカール・スペクル氏は「フィリップスのライティング(照明)部門で最も大きな工場だ」と胸を張る。

 ここで作られるヘッドライトバルブはハロゲンバルブと、より光度の高いキセノンバルブ。生産量は年間約1億6000万個に上る。ハロゲンバルブのラインの増設など、新たな投資も行われている。

 1891年創業のフィリップスは電球の製造からスタートした。電気シェーバーのほか、ソニーと共同でコンパクトディスク(CD)を開発するなど、事業分野を拡大しながら成長を続けてきた。

 経営資源を集中

 2008年、新興国メーカーが低価格を武器にデジタル家電などで攻勢をかける中、さらなる競争力の強化に向け、ライティング▽ヘルスケア(医療機器)▽コンシューマーライフスタイル(生活家電)-の3事業に経営資源を集中。テレビ事業の売却などにも踏み切った。

 この結果、12年の売上高は前年比9.7%増の248億ユーロ(約3兆1500億円)と増収を確保した。

他社に先駆けてハロゲンバルブやキセノンバルブの量産化に成功

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