キヤノンは2日、デジタル一眼レフカメラの新製品「EOS 70D」を8月29日に発売すると発表した。本格的な撮影を楽しめる中堅機種のエントリーモデルに位置づけ、最新技術をふんだんに投入。ミラーレス一眼や、コンパクトデジタルカメラを使うユーザーのステップアップを促すことで愛好者の裾野を広げ、収益拡大につなげたい考えだ。
70Dは新開発のオートフォーカス技術で自動焦点のスピードを速めたほか、高画質を保ちながら1秒当り最高約7コマを撮影できる連写性能を持つ。公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を経由し、撮影した静止画をスマートフォン(高機能携帯電話)に取り込め、スマホでカメラの遠隔操作もできる。本体の参考価格は12万9800円。月産14万台を計画している。
東京都内で会見したキヤノンマーケティングジャパンの川崎正己社長は「写真撮影のステップアップを望む人に応えるカメラだ」と強調。70DのCMキャラクターに起用された俳優の妻夫木聡さんは「初めて一眼レフを手にしてファインダーをのぞいたとき、心とカメラに一体感を感じた」とアピールした。