鉄道各社、省エネ車両相次ぎ投入 電力値上げに対応 (2/3ページ)

2013.7.8 08:00

東武鉄道が6月から導入したアルミ合金で車体を軽量化した新型車両

東武鉄道が6月から導入したアルミ合金で車体を軽量化した新型車両【拡大】

 同社は20年度に鉄道事業のエネルギー使用量を10年度比で8%減らす方針。駅の省エネ化も進めており、冨田哲郎社長は「(電力)値上げなども踏まえ、新しい時代にマッチさせていく」と環境重視にアクセルを踏む。

 私鉄では、東京メトロが銀座線で、モーターのエネルギー高効率化で1割削減した「1000系」を6月から本格導入。今年度中に同路線の38編成中、11編成を新車両に置き換える。

 東武鉄道も、素材にアルミニウム合金を採用し車体を軽量化した「60000系」を、6月から埼玉県と千葉県を結ぶ野田線に投入。従来の「8000系」に比べ、電力使用量は4割減る。

 関西でも、阪急電鉄が今秋7年ぶりに投入する新車両は、消費電力を既存の半分に抑えるなど、省エネ化が加速している。

 川崎市など自前の火力発電所で約6割の電力をまかなうJR東日本を除き、鉄道各社は大型の自家発電設備を持たない。

 電気料金の値上げで各社とも軒並みコスト増にあえぎ、11年度に128億円だった東京メトロの電力コストは今年度は178億円に増える見通し。東武鉄道グループも今年度は20億円のコスト増を見込む。

 電気料金引き下げの環境整備が進まない中で、節電車両対応は加速しそうだ。(井田通人)

鉄道各社の主な省エネ車両投入の動き

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!