日産は、北米での「インフィニティ」ブランドの浸透が「途上状態」(関係者)にあり、上半期の販売台数は3・9%減の5万2233台と苦戦を強いられている。
日産は8月5日に主力車種のスポーツセダン「Q50」の北米販売に合わせ、栃木工場(栃木県上三川町)での生産を5月から開始。米国で3500台の受注があるなど上積みは確実な情勢で、昨年実績の12万台以上を目指す。
ホンダは、「アキュラ」ブランドのセダン「RLX」の販売を3月に始めた。上半期の販売台数は、5・5%増の7万6981台と伸びた。6月からスポーツ用多目的車(SUV)「MDX」も投入。年内にも、ハイブリッド車(HV)「RLXハイブリッド」の販売を開始するなど新車攻勢をかける予定だ。2013年度の販売台数は前年度比1万台強の17万台超を目指す。
現地生産へ
各社が注目するのは、米国高級車市場の伸長だ。上半期の販売台数は9・9%増の85万3146台。「(トヨタ全体で)ディーラー経由の販売が強さをみせている」(トヨタのジム・レンツ専務役員)と手応えをつかんでいる。