--欧米諸国は、軽の税制を「非関税障壁」と批判している
「軽は日本の国土や道路事情に合わせて作られ、大きさや排気量など限られた規格の中で商品力を高め、ユーザーに認めてもらっている。どのメーカーでも軽を作って販売でき、優遇でも何でもない」
--海外事業はどう強化するか
「インドネシアでは、低価格・環境対応車(LCGC)の優遇措置に対応した新車『アイラ』の準備をしている。インドネシア人の開発陣やデザイナーが現地のニーズを取り入れて作った車で、現地でも認められるだろうと期待している」
--マレーシア、インドネシアの次に進出を検討する地域は
「当社が活躍できるのは、低価格のエントリーカーを求めている国や地域だ。部品の現地調達力や工場の運営力を身につけ、(親会社の)トヨタ自動車と連携し、強みが行かせるところに出ていきたい」
--海外から日本に車を逆輸入する可能性は
「今は考えていない。国内は国内でしっかりと競争力をつけてきた」
【プロフィル】三井正則(みつい・まさのり) 中央大理工卒。1975年ダイハツ工業。2006年ダイハツ九州常務取締役などを経て10年からダイハツ工業取締役副社長。13年6月から現職。大阪府出身。